聞くだけ会話術
2012年07月08日
「聞くだけ会話術」 松橋良紀著 ダイヤモンド社(友人のおすすめ書籍の紹介)
話さなくても相手がどんどんしゃべりだす 「聞くだけ」会話術 ――気まずい沈黙も味方につける6つのレッスン
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「聞くだけ会話術」 松橋良紀著 ダイヤモンド社 を読んでいる。たいへん面白い。
著者の松橋さんは、私の友人でNLPコミュニケーション講師をされている。彼の開催するセミナーは、TVでも取り上げられ、「週刊ダイヤモンド」「THE21][週刊東洋経済」等、雑誌掲載も多数で、著書は「あたりまえだけどなかなかできない聞き方のルール」「営業質問術」(明日香出版)、「目標設定の鉄則」(マガジンハウス)等がある。
この本は小説風で話が進み、主人公の杉橋さんは、著者の松橋さんがモデルになっている。ダメ営業マンであった杉橋さんが、どのようにしてトップ営業マンに成長したかを、わかりやすく書かれていて面白い。
私がチェックしたポイントは、
1)「沈黙」を「敵」ではなく、「味方」だと思うこと。
2)相手の呼吸に合わせてうなずきながら、自分の呼吸をシンクロさせる。
3)相手が話しているとき → 息を吐く
相手が黙っているとき → 息を吸う
4)人生に失敗はない。フィードバックがあるだけ
5)何も選択しないよりも、何かを選択したほうがよい
6)人はそれぞれ違う地図をもっている
7)地図は領土ではない
8)コミュニケーションの意味は、受け取る反応にある
9)人が変化を起こすための必要なリソースは、すでにその人の中にある
10)すべての行動には、それを起こさせる肯定的な意図がある。また、すべての行動には、その価値を生かせる状況がある。
営業マンはもちろんのこと、すべてのビジネスマンに読んでいただきたい1冊である。