4つのS
2017年03月12日
効果的目標と戦略の伝達手法「OGSMの目標設定」を紹介します。リーダーの最も重要な仕事は目標と戦略をメンバーに伝達することです。
ビジネスリーダーの皆さんへ
今回は効果的目標と戦略の伝達手法「OGSMの目標設定」を紹介します。
リーダーにとって最も重要な仕事はチームの目標と戦略をメンバーに伝達することです。
このOGSMで目標と戦略を伝達するとスムーズにでき、また結果も伴います。
「OGSMの目標設定」
OBJECTIVES(目的)
我々は何を達成するか? 何を達成すべきか?という目的を言葉で表現したもの
目的が決まるのは以下の要素がある
自然と決まる場合、会社の方針として決まる場合、ビジョン、ミッションによって決まる場合、
上司の方針として決まる場合がある
GOALS(目標)
目的を数字で表したもの。目的の達成にむけて数値で進歩状況を示すことが重要
ゴールは「具測達一の原則で設定する」
具体的(Specific)
測定可能(Measurable)
達成可能(Achievable)
一貫性(Compatible)
STRATEGIES(戦略)
目的と目標が「何を達成するか」であるのに対して戦略は、「どのように達成するか」ということである。
一般的に目的を達成するのに3つ程度の戦略があることが多い。戦略は目的を達成するために展開されるものである。つまり「目的達成するために決められた手段」のことである。

効果的戦略の4つのS
(目標達成のために効果的な戦略とは、以下の4つのポイントが重要である)
1) Sufficient(十分かどうか)
効果的なストラテジーとは、卓越した実行力で実施すれば必ずゴールが達成できる主要な決定事項をカバーしていなければならない。効果的なストラテジーの立案は、得意先状況、競合状況、消費者ニーズ、当社の強みを明確に分析していなければならない。
2) Sustainable(持続して使えるかどうか)
効果的なストラテジーとは、1回しか実施できないものではなく、持続して長期に実施できるものであることが必要である。そして競合に対して優位に立つものでなくてはならない
3) Selective(選択されたものかどうか)
効果的なストラテジーとは、実行したいと思うことを並べたリストではなく、成功するために決定的に重要なものを絞り込んだものでなくてはならない。そのためには、アイデアとして出された多くのストラテジー(30個くらい)から絞り込まれた3つ程度のものであるということである。
4) Synchronized(一致しているかどうか)
効果的なストラテジーとは、そのストラテジーに参加する組織各部門の強みを利用したものであること。
真の競合的優位性とは、組織のあらゆる部門が効率的に協力し合い、連携して働くことから生まれる。
MEASURES(途中経過の測定=管理項目)
メジャーとは、途中経過の測定のことで管理項目といわれる。これはストラテジーの進歩状況を数値で表したものである。プロジェクトの進行状況を3ケ月、1ケ月、または2週間間隔でレビューしていく。
そのことにより目標、戦略の実行度合、戦略、実施プランの修正等を行っていくことができる。
何故メジャーメントが重要かというと、測定されたことが達成されたことであるからである。
一般的なメジャーメントは、得意先における売上、利益、新規開拓店数、新製品のディスプレイ状況、キャンペーンの協力度合い、消費者満足度、得意先満足度、レポート提出数等がある

以上が「OGSMの目標設定」です。今日から実践してみてください。
今回は効果的目標と戦略の伝達手法「OGSMの目標設定」を紹介します。
リーダーにとって最も重要な仕事はチームの目標と戦略をメンバーに伝達することです。
このOGSMで目標と戦略を伝達するとスムーズにでき、また結果も伴います。
「OGSMの目標設定」
OBJECTIVES(目的)
我々は何を達成するか? 何を達成すべきか?という目的を言葉で表現したもの
目的が決まるのは以下の要素がある
自然と決まる場合、会社の方針として決まる場合、ビジョン、ミッションによって決まる場合、
上司の方針として決まる場合がある
GOALS(目標)
目的を数字で表したもの。目的の達成にむけて数値で進歩状況を示すことが重要
ゴールは「具測達一の原則で設定する」
具体的(Specific)
測定可能(Measurable)
達成可能(Achievable)
一貫性(Compatible)
STRATEGIES(戦略)
目的と目標が「何を達成するか」であるのに対して戦略は、「どのように達成するか」ということである。
一般的に目的を達成するのに3つ程度の戦略があることが多い。戦略は目的を達成するために展開されるものである。つまり「目的達成するために決められた手段」のことである。

効果的戦略の4つのS
(目標達成のために効果的な戦略とは、以下の4つのポイントが重要である)
1) Sufficient(十分かどうか)
効果的なストラテジーとは、卓越した実行力で実施すれば必ずゴールが達成できる主要な決定事項をカバーしていなければならない。効果的なストラテジーの立案は、得意先状況、競合状況、消費者ニーズ、当社の強みを明確に分析していなければならない。
2) Sustainable(持続して使えるかどうか)
効果的なストラテジーとは、1回しか実施できないものではなく、持続して長期に実施できるものであることが必要である。そして競合に対して優位に立つものでなくてはならない
3) Selective(選択されたものかどうか)
効果的なストラテジーとは、実行したいと思うことを並べたリストではなく、成功するために決定的に重要なものを絞り込んだものでなくてはならない。そのためには、アイデアとして出された多くのストラテジー(30個くらい)から絞り込まれた3つ程度のものであるということである。
4) Synchronized(一致しているかどうか)
効果的なストラテジーとは、そのストラテジーに参加する組織各部門の強みを利用したものであること。
真の競合的優位性とは、組織のあらゆる部門が効率的に協力し合い、連携して働くことから生まれる。
MEASURES(途中経過の測定=管理項目)
メジャーとは、途中経過の測定のことで管理項目といわれる。これはストラテジーの進歩状況を数値で表したものである。プロジェクトの進行状況を3ケ月、1ケ月、または2週間間隔でレビューしていく。
そのことにより目標、戦略の実行度合、戦略、実施プランの修正等を行っていくことができる。
何故メジャーメントが重要かというと、測定されたことが達成されたことであるからである。
一般的なメジャーメントは、得意先における売上、利益、新規開拓店数、新製品のディスプレイ状況、キャンペーンの協力度合い、消費者満足度、得意先満足度、レポート提出数等がある

以上が「OGSMの目標設定」です。今日から実践してみてください。
2013年02月03日
効果的な戦略の4つのS、目標達成のための戦略立案の4つの重要ポイントとは?
今までのブログで、効果的に目標達成するには、明確な目標設定、すなわち「具測達一」の目標を立案することが重要であることを紹介してきました。
では今日は、戦略(ストラテジー)のお話をします。
目標を立てそれを効果的に実行し、成果を出すにはどのような戦略を立案すればよいのでしょう?
成功を実現するには、明確な目標を立て、効果的な戦略を立案し、それを愚直に実行することです。
これが人生、仕事、プライベートを成功に導くポイントです。
効果的な戦略立案には、4つのポイントがあります。
効果的な戦略の4つのポイント(4つのS)
1)Sufficient(十分性)
その戦略は、目標達成の方法として十分か?もしその戦略がうまく実行できたとしたら、目標は達成するか?
これは、戦略とは、目標達成の方法、やり方ですから、その戦略がうまく実行できたら目標達成の結果が出なければいけません。その目標に対してその戦略が本当の結果を生むかどうかということです。
2)Sustainable(持続性)
その戦略は、継続実施が可能か?目標達成ということは1回で終わることは少なく、仕事でもプライベートでも継続して使えなくては意味がありません。よって継続して実行できる戦略である必要があります。
無理をして1回かぎりでやるというやり方もありますが、あまり意味はないかと思います。
「継続して勝利すること」それが戦略の重要ポイントです。
3)Selective(選択されたもの)
その戦略は、数多くの戦略アイデアから選択されたものであることが重要です。
よくやってしまうことは、戦略アイデアを1つ考えて、「よしこれでいこう」と思うことです。たいていはうまくいかないと思います。戦略アイデアは、知恵を絞って、20〜30、またはそれ以上考えます。もう出ない。と思ってもそこから知恵をしぼるのです。
そして最終的に、その30のアイデアから絞って、3つほどの戦略を決定します。これが選択された戦略ということです。
4)Synchronaized(強みを生かしたものであるか)
その戦略は、自分の(組織の)強みを生かしたものであるか?
他者に勝利するには、自分自身の強みを生かさなければいけません。
そのためには、自分の強み、組織の強みを生かすしかありません。強みがなければ作るのです。
よくやってしまう失敗は、他者が成功したから、真似をして同じことをする、ということです。これは戦略でも何でもありません。単なる真似っこです。これでは本当の勝利はつかめません。
以上が戦略立案の4つのポイントです。
ビジネスで、プライベートで実践してみてください。
では今日は、戦略(ストラテジー)のお話をします。
目標を立てそれを効果的に実行し、成果を出すにはどのような戦略を立案すればよいのでしょう?
成功を実現するには、明確な目標を立て、効果的な戦略を立案し、それを愚直に実行することです。
これが人生、仕事、プライベートを成功に導くポイントです。
効果的な戦略立案には、4つのポイントがあります。
効果的な戦略の4つのポイント(4つのS)
1)Sufficient(十分性)
その戦略は、目標達成の方法として十分か?もしその戦略がうまく実行できたとしたら、目標は達成するか?
これは、戦略とは、目標達成の方法、やり方ですから、その戦略がうまく実行できたら目標達成の結果が出なければいけません。その目標に対してその戦略が本当の結果を生むかどうかということです。
2)Sustainable(持続性)
その戦略は、継続実施が可能か?目標達成ということは1回で終わることは少なく、仕事でもプライベートでも継続して使えなくては意味がありません。よって継続して実行できる戦略である必要があります。
無理をして1回かぎりでやるというやり方もありますが、あまり意味はないかと思います。
「継続して勝利すること」それが戦略の重要ポイントです。
3)Selective(選択されたもの)
その戦略は、数多くの戦略アイデアから選択されたものであることが重要です。
よくやってしまうことは、戦略アイデアを1つ考えて、「よしこれでいこう」と思うことです。たいていはうまくいかないと思います。戦略アイデアは、知恵を絞って、20〜30、またはそれ以上考えます。もう出ない。と思ってもそこから知恵をしぼるのです。
そして最終的に、その30のアイデアから絞って、3つほどの戦略を決定します。これが選択された戦略ということです。
4)Synchronaized(強みを生かしたものであるか)
その戦略は、自分の(組織の)強みを生かしたものであるか?
他者に勝利するには、自分自身の強みを生かさなければいけません。
そのためには、自分の強み、組織の強みを生かすしかありません。強みがなければ作るのです。
よくやってしまう失敗は、他者が成功したから、真似をして同じことをする、ということです。これは戦略でも何でもありません。単なる真似っこです。これでは本当の勝利はつかめません。
以上が戦略立案の4つのポイントです。
ビジネスで、プライベートで実践してみてください。