P&G
2012年04月05日
就職面接試験で必要な3つのスキル(学生、転職希望の皆さんへ)
P&Gの営業マン時代、1990年以降、営業本部の採用担当リクルーターをやっていた。
リクルーターというのは、学生の新入社員の採用において大学訪問、OB紹介、面接、学生のフォローアップをする仕事である。
私がP&Gに入社後数年は、P&Gは今のような学生評価の高い会社ではなかった。優秀な学生を獲得するのに努力が必要であった。
しかしその状況でも、P&Gを希望する学生は多かったと記憶している。
そこで当時のP&G営業本部は、どのような基準で面接をしていたのであろう。
我々リクルーターの学生評価の面接のポイントは3つであった。
1)Communication(コミュニケーション)
2)Leadership(リーダーシップ)
3)Thinking(論理的思考力)
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
以上の3つのポイントで5段階評価をしていた。
1)コミュニケーションは、
特にうまく話すことよりも、「いかに相手の話をしっかりと聞くことができるか?」というリスニングスキルを中心にみていた。皆さんは以外と思われるかもしれないが、コミュニケーションとは、自分の考えを話して相手を説得することだと思われている方が多い。
もちろんそうであるが、それ以上に重要なことは、「相手の話をしっかりと聞くことができる」というスキルである。
面接では、ここがポイントになる。ビジネス社会で活躍するには、社内、顧客、プライベートでの相手との信頼関係構築が重要である。相手の心の窓を開き、信頼関係を構築するには、相手の話を聞くスキルが重要になる。
2)リーダーシップは、
日本人が苦手なスキルであると思う。学生時代にクラブのキャプテン、クラスの学級委員、アルバイト先の後輩指導の経験があるか?チームをまとめるのに実績を出してきたか?を聞いていく。特にポジションはなくても、メンバーに新しい考え方を提案してチームの流れをよい方向に変えることができるか?ということである。
具体的には、ヴィジョンを示し、チームメンバーを巻き込み、行動して結果を出すことができる。ということである。
日本人がグローバルで活躍するには、この「リーダーシップ」が重要になる。日本の「和をもって貴しとする」というカルチャーはすばらしいが、自分の意見を堂々とのべ、今までにない斬新なアイデア、行動を起こし周りを引っ張っていくスキルと行動力が重要である。
3)論理的思考力
物事を事実、データ、数字、にもとづいて論理的考え、論理的に相手を説得できるスキルである。
相手を説得するには、過去の「事実、数字、論理」の3点セットがそろうと、たいへん説得力がある。
「なんとなく私はこう思います。」という発言は説得力がないのである。
まとめると、面接官の質問のポイントを的確に把握することができるスキル、これがコミュニケーションスキルである。そして頭の中で質問に対する答えを考え、論理的に説明する仕方をまとめる、そして答える。ここで論理的思考力のスキルが重要になる。
またもともと資本主義社会の会社というのは、競合他社との競争である。厳しい状況をメンバーを鼓舞して競合に勝利していなかければならない。それができる優秀な人材を採用したい。ここがリーダーシップのスキルになる。
ビジネスマンに必要な基本的3つのスキル
1)Communication(コミュニケーション)
2)Leadership(リーダーシップ)
3)Thinking(論理的思考力)
参考にしてほしい。 感謝!
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
オープンセミナー(ビジネススキル)のご紹介はHPに掲載しています。
小森康充WEBサイト
http://www.giantkevin.com/
リクルーターというのは、学生の新入社員の採用において大学訪問、OB紹介、面接、学生のフォローアップをする仕事である。
私がP&Gに入社後数年は、P&Gは今のような学生評価の高い会社ではなかった。優秀な学生を獲得するのに努力が必要であった。
しかしその状況でも、P&Gを希望する学生は多かったと記憶している。
そこで当時のP&G営業本部は、どのような基準で面接をしていたのであろう。
我々リクルーターの学生評価の面接のポイントは3つであった。
1)Communication(コミュニケーション)
2)Leadership(リーダーシップ)
3)Thinking(論理的思考力)
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
以上の3つのポイントで5段階評価をしていた。
1)コミュニケーションは、
特にうまく話すことよりも、「いかに相手の話をしっかりと聞くことができるか?」というリスニングスキルを中心にみていた。皆さんは以外と思われるかもしれないが、コミュニケーションとは、自分の考えを話して相手を説得することだと思われている方が多い。
もちろんそうであるが、それ以上に重要なことは、「相手の話をしっかりと聞くことができる」というスキルである。
面接では、ここがポイントになる。ビジネス社会で活躍するには、社内、顧客、プライベートでの相手との信頼関係構築が重要である。相手の心の窓を開き、信頼関係を構築するには、相手の話を聞くスキルが重要になる。
2)リーダーシップは、
日本人が苦手なスキルであると思う。学生時代にクラブのキャプテン、クラスの学級委員、アルバイト先の後輩指導の経験があるか?チームをまとめるのに実績を出してきたか?を聞いていく。特にポジションはなくても、メンバーに新しい考え方を提案してチームの流れをよい方向に変えることができるか?ということである。
具体的には、ヴィジョンを示し、チームメンバーを巻き込み、行動して結果を出すことができる。ということである。
日本人がグローバルで活躍するには、この「リーダーシップ」が重要になる。日本の「和をもって貴しとする」というカルチャーはすばらしいが、自分の意見を堂々とのべ、今までにない斬新なアイデア、行動を起こし周りを引っ張っていくスキルと行動力が重要である。
3)論理的思考力
物事を事実、データ、数字、にもとづいて論理的考え、論理的に相手を説得できるスキルである。
相手を説得するには、過去の「事実、数字、論理」の3点セットがそろうと、たいへん説得力がある。
「なんとなく私はこう思います。」という発言は説得力がないのである。
まとめると、面接官の質問のポイントを的確に把握することができるスキル、これがコミュニケーションスキルである。そして頭の中で質問に対する答えを考え、論理的に説明する仕方をまとめる、そして答える。ここで論理的思考力のスキルが重要になる。
またもともと資本主義社会の会社というのは、競合他社との競争である。厳しい状況をメンバーを鼓舞して競合に勝利していなかければならない。それができる優秀な人材を採用したい。ここがリーダーシップのスキルになる。
ビジネスマンに必要な基本的3つのスキル
1)Communication(コミュニケーション)
2)Leadership(リーダーシップ)
3)Thinking(論理的思考力)
参考にしてほしい。 感謝!
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
オープンセミナー(ビジネススキル)のご紹介はHPに掲載しています。
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http://www.giantkevin.com/
2011年12月05日
P&G EX会(OB会)に参加!
12月2日 年1回のP&G出身者の同窓会 P&G EX会が東京で開催された。
会場は、汐留のOLD MANS UN である。
http://www.shiodome-cc.com/restaurant/2f_08.html
約70名のP&GのOBメンバーが集まり、立食パーティで楽しく情報交換を行った。
P&Gは世界各国でOB会が開催されており、情報交換の懇親の場となっている。私も5年連続で参加させていただいており、この会が毎年の年末恒例行事となってきている。
現役時代の懐かしいメンバーもいれば、P&G時代はあまり接点がなくOB会ではじめて名刺交換させていただくメンバーもいる。しかし同じP&G出身という境遇で、なぜか親しみをもって話ができる点は面白い。ひとつのラポールである。
人材輩出企業といわれるP&Gは、外資系企業、ヘッドハンターからの評価が高く、参加メンバーは、外資系企業の社長、バイスプレジデント、営業本部長、マーケティング本部長、コンサルタント、大学教授、弁護士、等も多くいて毎年、名刺交換が楽しみである。
またどんどん皆さん転職、出世されるので、よく知っている人でも「会社が変わりました」、「名刺が変わりました。」「会社を辞めて次の会社を探してます。」という人が毎年何人もいらっしゃるのも面白い。
特に私のようなコンサルタント、研修講師は、懐かしい先輩のご判断でクライアント企業になってくれることもあり、感謝である。
改めてビジネス社会で生きていく上での人脈、人とのつながりの重要性を認識している今日この頃である。
できる限り、P&GEX会には、毎年参加をしていきたい。 感謝!
2011年08月05日
上司はチアリーダーたれ!
P&Gの営業トレーナー時代にアジアパシフィックのトップトレーナーのボブヘイドンという男がいました。
私は、彼からビジネスマンとして成功する貴重なスキルを多く学びました。
彼は、部下を持つ上司は、「チアリーダーたれ!」と言いました。
「フレーフレー! と言って部下を励まし、応援するんだ。 裁判官になってはいけない。 おまえは良い、おまえは悪い、と部下を判断したり、批判したりするのではない。」
部下を励まし、応援して成功に導くのが上司の役目です。部下をリスペクトし、話を聞き、励まして、成功を信じてサポートすること。部下が失敗しても「ドンマイドンマイ」と気にせず、励まし続けるのです。
これが真の上司像であり、これがリーダーシップです。これがサーバントリーダーとしての理想像でしょう。
そんなチアリーダーのような上司にめぐりあえたら、部下は幸せだと思いませんか?
「上司はチアリーダーである」 この言葉を胸にとどめていただければ幸いです。
私は、彼からビジネスマンとして成功する貴重なスキルを多く学びました。
彼は、部下を持つ上司は、「チアリーダーたれ!」と言いました。
「フレーフレー! と言って部下を励まし、応援するんだ。 裁判官になってはいけない。 おまえは良い、おまえは悪い、と部下を判断したり、批判したりするのではない。」
部下を励まし、応援して成功に導くのが上司の役目です。部下をリスペクトし、話を聞き、励まして、成功を信じてサポートすること。部下が失敗しても「ドンマイドンマイ」と気にせず、励まし続けるのです。
これが真の上司像であり、これがリーダーシップです。これがサーバントリーダーとしての理想像でしょう。
そんなチアリーダーのような上司にめぐりあえたら、部下は幸せだと思いませんか?
「上司はチアリーダーである」 この言葉を胸にとどめていただければ幸いです。
2009年12月05日
P&Gジャパン OB会に出席!
12月4日 年1回の P&G EX会(同窓会)が開催された。
ここ4年ほど毎年参加している。
場所は汐留シティセンタービル2F OLD MAN’S UN汐留である。
約50名のP&Gジャパンの卒業生が集まった。
初めて会う人、懐かしい人、1年ぶりの人様々であった。
毎回思うのはすべての方が優秀であると感じることである。
P&Gの卒業生が各会社で成功される理由は、やはりP&Gの人材を育てるカルテャーにあると思う。
外資系企業が多いが社長、取締役、主要管理職、コンサルタント、大学教授等、多くの分野で成功している人が多い。
会社名は、ロレアル、マクドナルド、コカコーラ、キャドバリー、フィリップモリス、シュワルツコフヘンケル、グラクソスミスクライン、アメリカンブリティッシュタバコ、等の外資系企業が多い。
毎年新しい若い人も参加され、良い刺激を受けるひと時である。
今年は、3月の新刊書「スベらない商談力」をサイン入りで皆さんにプレゼントさせていただいた。
「継続は力なり」毎年楽しみで参加させていただけることに感謝したい。
世界1社員の能力が高い会社
http://www.takarabe-hrj.co.jp/weekly/No.503.pdf
成功は洗濯機の中に―P&Gトヨタより強い会社が日本の消費者に学んだこと
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ここ4年ほど毎年参加している。
場所は汐留シティセンタービル2F OLD MAN’S UN汐留である。
約50名のP&Gジャパンの卒業生が集まった。
初めて会う人、懐かしい人、1年ぶりの人様々であった。
毎回思うのはすべての方が優秀であると感じることである。
P&Gの卒業生が各会社で成功される理由は、やはりP&Gの人材を育てるカルテャーにあると思う。
外資系企業が多いが社長、取締役、主要管理職、コンサルタント、大学教授等、多くの分野で成功している人が多い。
会社名は、ロレアル、マクドナルド、コカコーラ、キャドバリー、フィリップモリス、シュワルツコフヘンケル、グラクソスミスクライン、アメリカンブリティッシュタバコ、等の外資系企業が多い。
毎年新しい若い人も参加され、良い刺激を受けるひと時である。
今年は、3月の新刊書「スベらない商談力」をサイン入りで皆さんにプレゼントさせていただいた。
「継続は力なり」毎年楽しみで参加させていただけることに感謝したい。
世界1社員の能力が高い会社
http://www.takarabe-hrj.co.jp/weekly/No.503.pdf
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